優しさなんていらない それは私なりの意地の張り方だった 君と出会う時までは 放っておいてと睨んでも君は構ってくるし 鬱陶しいと言っても君は聞き流すだけ そうやって君はいつでも側にいた 私を一人にしない為に やっと君の優しさに気づいた時 優しさをいらないと言った私を憎んだ そんな私を見て君は言った 隠した優しさを見つけただけだと 元から君は優しさを持ってたんだと 君に教えてもらった優しさを 私は人生をかけて返したいと心に決めた