あなたの武器は拳銃やナイフじゃなくて
歌詞やメロディーなんだって
私には眩しすぎた
あなたが大好きだ、
そんな言葉じゃ足りないな
実はみんな巨大な何かに操られてるんだって
あなたは言っている
でもそれでも
操られてることは楽だから
弱い人を無条件に嫌いになるのは楽だから
うん、楽だから、「私はあの人、嫌いだ」
だけど
大好きな人が責められて初めてわかった
あなたを傷つける、あなたを燃やす世間は
私のような怠惰な人間でできている
蒼いふりをしているのは私なのだ
でも自分の色で光るのは、
私みたいなちっぽけな人間にはできなくて。
だから目が絡むほどの極彩色で光る、
あなたに憧れるのだ。