私は小6に上がる時に親が離婚して母の所に着いていきました。
離婚する前は家の雰囲気が悪くて、お父さんは私達が起きる前に仕事へ行って私達が寝てから帰って来たり、夜中に私と弟が寝てる時にお母さんと今後の事を話し合ってたりすることがありました。一回だけ、両親が大喧嘩したときは｢これからどうなるんやろう｣とか｢喧嘩するくらいなら産まれて来やんかった良かったんかな｣と色々考えました。そのときは正直辛かったです。
離婚して半年くらい経った頃、お母さんと弟と3人で暮らし始めてお母さんは仕事なので私か弟が家の鍵を持ってたのですが、弟が鍵を家の中に忘れて入れなくなったことがありました。その時、お父さんの所に行って助けてもらいました。お父さんと半年ぶりにあって｢元気やった？｣と頭を撫でられた時は泣いてしまいました。
お母さんが仕事場から帰るからお父さんは仕事に戻ったのですが、入れ違いでお母さんが来た時にとても怒られました。あとから｢お母さん1人でもやっていける。だから助けてもらいたくなかったけど、ごめんね｣とメールが来ました。今になったらその気持ちが分かるようになりました。
母は一生懸命働いてくれて私と弟を高校に進学させてくれました。本当に感謝しかありません。卒業後、就職するのでこれからは母を支えられるように頑張ります。
母子家庭で7年くらい過ごしてきました。大変だったことは山ほどあります。でも、その分楽しいこととか、嬉しいことも山ほどあります。
片親って聞くとあんまり良いイメージが湧かないという人もいるかも知れません。たしかにそうかも知れませんが、自分や一緒に過ごしている家族が幸せならそれで良いんじゃないかなって思います。