宝石を磨くように
ほうっと息をはきだして
瞬間を染める半透明のしろ
そのせつないきらめきが
ひどくきらいで、安心する
こんなにもさみしいのはきっと冬のせいだ
いとしいひとが会いたいひとになるとき
自分も世界のひとかけらであることを知る
となりにいてくれるひとの名前を
きょうも呼べないまま
差し伸べられている手は掴まない
凍えるひとりぼっちのふり
こんなにもきみが恋しいのは
きっと冬のせいだ
すごく素敵で、読み惚れました。
恋しさと、切なさと、寂しさは冬のせいで増す気がします。冬が終わる前に、あいたいひとに会えますように。
なんか電車のCMにでも、なりそうな感じです。
すごく頭に絵が浮かびました。
素敵な片想い。
でも片想い➕片想いが
両想いになるんです、
…なんて。