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私の今の胸の内。

私は、中学受験は、失敗に終わりました。
6年間の塾。出会った子は、公立小学校では出会えない、
天才、秀才ばかりでした。
成績とは反比例して、ライバル意識だけはとても強かった私は、
あの子たちに勝とうと頑張った。格下なんだって思い込みたかった。
でも、違った。
受験を投げ出したい時もたくさんあった。
でも、投げ出していたら...って思うと、怖くなる。

私の塾。母校とも言えるのかな?
今、ホームページに、「合格体験記2018」を載せ始めている。
そこには、受かった子達が、笑顔で写真と一緒に、今までの辛い胸の内を
打ち明けている。
その中に、私の第一志望と、第二志望に合格している生徒がいた。
第一志望は、東京だったんだけれど、その子は、神奈川から目指してきたらしい。
私は、思った。「すごいなぁ。私とは、違うなぁ。」って。
たまにいるよね、「帰国生入試は簡単なんだ」っていう人。
私は帰国子女じゃないけど、でも、それでも、その考え方はしたくないな。
だって、その子も、その学校に行くために、英語も作文も、算数も国語も...って
たくさんのことをこなしてきたんだから。
自分の志望校に合格している人を見て、「悲」だとか、「辛」っていう漢字は出てこない。ただただ、呆然と、尊敬するしかないんだ。

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