朝、登校中に歩道が無い道路で、反対側から上下赤い服を着た髪の長い人が歩いてきました。明らかに薄い服で、その時の気温が-18度だったので、「寒くないのかな」と思いながら歩いていくと、その人が来ているのはパジャマだとわかりました。驚き、足元を見ると裸足でした。足の裏に雪がついて冷たいはずなのに、下を向いたまま私の数メートル横を通り過ぎて行ってしまいました。
声をかけられなかった。
前から、困っている方や障害者の方がいれば助けようと思っていた。でもできなかった。
いざ目の当たりにすると、学校遅れちゃう、定期を更新しなくちゃ、友達を待たせちゃう、反抗されたらどうしよう、怖い、、と、自分の事ばかり。
そしてそのまま、その人の事ばかり考えていた。あのまま凍死してしまったらどうしよう、誰か声をかけてくれる人がいるかな、5分くらい歩いたら駅に着くから無理矢理にでも連れてこればよかった、駅のすぐ横に病院があるから絶対その方がよかった。後悔しか残らない。
あの時どうすればよかったの? わからない。
今はただ、あの人が無事にいることを願うしかない。。。
あなたの気持ちはわかりますし、困っている方を助けるべきなのも確かです。一方で、自分のことを考えて行動できなくなってしまうのも自然なことなので、僕もあなたを責められませんし、あなた自身も、あまり後悔し過ぎるべきではないように思います。
それよりも、次に同じような状況におかれたときにどう行動するか、それを考えるのが大事です。今回のことはどうしようもないことですが、今後のやり方次第でどうにでもなることです。