2月17日、18日。ちょっと異質ですごすぎる週末だったので思ってることをただただ喋ります。
その1。羽生選手。
この気持ちを表せる言葉がない。
3ヶ月前右足を怪我したとき。ヘンな方向に曲がった瞬間をテレビで見た。もう平昌五輪には出られないと思っていた。
何より感動したのは、最後のジャンプ。
着地のときフラついた。それを完全に転ばないように支えたのが、3ヶ月前怪我した右足だった。滑り終わったあと、本当に嬉しそうに叫んでた。リンクを出るとき、かがんで右足を押さえて、"ありがとう"と言っていた。リンクを叩いて、"ありがとう"と言っていた。観客に向けて"ありがとうございました"と言っていた。
練習は自分だけの世界で戦いの準備をして、本番は獲物を狙う猛禽類のような目つきで、それでいて滑り終わったら感謝と礼を忘れない。
男子で二大会連続の金メダルは66年ぶりだそうで。
羽生選手が得た金メダルは、冬季五輪通算第1000個目の金メダルだそうで。
そして結果発表のときは泣いていた。
これらの歴史的記録と涙は、羽生選手がどれだけの困難を乗り越えきたかを物語っていると思う。故郷が傷ついても、自分が傷ついても、まっすぐ夢を追い続けてきた、今までの努力の全てが結果になったんだと思う。
今回の金メダルを受け取ったのが、羽生選手で、本当に良かったと思う。
すごくかっこよく表彰台に上った人物が羽生選手で本当に良かったと思う。
スケートに興味がなかった自分が初めて心から応援できた選手が羽生選手で本当に良かったと思う。
羽生選手。金メダル、本当におめでとうございます。そして日本に感動と笑顔を、ありがとうございました。