画面に浮かぶなつかしいことばに
いのちの在処を問いかける
昏い水底に沈んでもひかっている
月明かりみたいなきみのいのちが
やさしい朝の窓辺で目覚めることを
気づかれないように静かに祈るよ
ずっと変わらないと思っていたものたちの
かけらだけを集めてゆくこと
なんども夢みた箱庭は
きみに怒られそうだからそっと蓋をした
花の名前をひとつ覚えるのと同じだ
今日が昨日になるたびに自分をすり減らして
だれかがすり減らしただれかが
明日のわたしに融けてゆく
花の名前を覚えること、いつか嗅いだ匂いだって記憶を探すこと…
ただ美しさだけを求めることは決してただ楽しいだけの人生じゃないんだけれど、それでも止められないのは中毒者[ジャンキー]なんだなって自分で思うよ(笑)
すり減っただれかの欠片を食べて生きることはとても素敵だね。
そうやって交換していくことが、人生ってものなのかも知れないね。
シャアさん
うつくしいものばかりで生きてゆけたらしあわせになれるのかと言われたらそうではないと思うのだけど、それでもやっぱりわたしたちにはうつくしさを言葉で表すために苦しむことが大切だとも思うの。うつくしいものがすき、って言いたいなって。
だれかのこころにわたしの言葉が眠っていてほしいし、わたしの中に、あなたがあなたをすり減らして生みだした言葉が生きているから、だからありがとう。
sapphireさん
なんだかうまく言葉が出てこないのだけど、本当にありがとうございます。
わたしにとってsapphireさんのことばは神さまみたいで、きらきらした欠片がいつもからだをぐるぐるとめぐっています。わたしも、あなたの言葉がだいすきです。