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春愁

学生生活というひとつの縛りから解き放たれ、人はさらなる自由を感じ始めるだろう。胸の高鳴りは抑えられない。それと同時に不安も見え隠れ。新しい場所、僕がこれから生きていくと決めた場所。縛られているっていうのが自分はよくわからないけどそうなのだろう。社会人1年生、単純にお金が欲しい。これで独立となったらてんやわんやだ。17歳のときからか、自分の誕生日の前日には明日の自分へ手紙を書く。やりたいこと、叶えて欲しいこと、変わらない私でいてほしい、自分を信じて欲しい。そのときの感情と向き合って。18歳のあの子は、17歳のあの子の夢をあまり叶えてあげられなかった。19歳の私は、18歳のあの子の夢をもっと叶えてあげたい。最近思うことは僕はもっと世界を見るべきだ。もっと世界に飛び出してみるべきだ。べきだ、というかそうしたい。君はきっと縛られてなんかない、縛っているのは過去の僕だ。君は君自身の開拓者だ。

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