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感想詩 2

小さい頃から別れが多かったからか
人との別れにさほど関心はなかった
貴方の声を聞くまでは

もしも私が突然にこの世界に別れを告げた時
あいつはどんな顔をするのだろうか
もしもあいつが明日この世にいなかったら
私は生きていけるのだろうか
会いたい、という気持ちが強ければ
もう一度笑い合うことができるのか
私の気持ちはそれに足りるのか

たまたま命を落とすんです。
そして、私たちは、たまたま生きている。

そんなことを考えては
やはり忘れて欲しいだろうなと想像した
果物の匂いで満ちた夕方

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