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「今」できるか、できないかじゃない

今の世界はできる人だけ高く評価して、頑張ってもできない人には綺麗事と大して思ってないような応援をとりあえず言うだけ。
一定ラインを作って、それを超えられた者だけが優遇されて、超えられなかった者は切り捨てられる。
「何ができるか」じゃなくて、「どこまでできるか」でその人を判断し、その人のことが全てわかったかのように接している。
でもそれは、その人のほんの1部分の力や技術を見ただけであって、決してその人の全てを見た訳じゃない。
一人一人持ってる力や技術、素質や考え方、できる事だって違うから、みんな自分なりに頑張ってるんだ。
なのに、同じ事でほんの1部の力を測り、できる人だけが賞だとか1位だとかいう、特別な肩書きをもらう。
自分なりに頑張ってもどうしてもうまくいかない人だっているのに。
力を測られるその分野に長けていれば上位に入るのは当たり前だし、その分野に長けていなくたって他の事なら長けている事だってある。
ゴールにたどり着けない理由が、やり方がわからないだけで時間をかけて取り組んでいたら、できたかもしれない。
なのにこの世界は、「今」、「どこまでできるか」で人や物事を判断する。
できない人にはその人なりの努力があって、やり方を工夫したり回り道をすれば可能性は0じゃないってことをわかって欲しい。

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