この日は今でも鮮明に覚えています
その日その時に何をしていたのかさえ覚えています
学校が早く終わって家でゲームをしている時に緊急地震速報のけたたましい音が鳴り響き、当時小学生だった自分は何が起こったのか全く分からず、ただただテレビ画面を見つめていました。
やがて津波が街を襲う映像が流れ、今までこんな映像を見たことがなかったので、冗談抜きで映画だと思っていました。
段々と被害の大きさが分かっていくなかで、実際に経験はしていないけれど震災を経験した街で育った自分に何ができるのかを考えながら、自分の無力さを痛感させられました。
まだまだ復興といえるところまでは来ていないし、かなりの時間もかかると思うけど、やっぱり3.11のことを忘れないことこそが一番なのかなと感じます。
阪神淡路大震災も神戸市内でも知らない世代が年々増えていて、自分もその中に入るけど、忘れないことが一番で、知らなくても知らないなりに知ろうとする姿勢が大切。
災害は忘れた頃にやってくるので、犠牲者の死を無駄にしないよう一人一人が学んで行動しないといけないなと思います。