皆さん、ご存じでしょうか。
東日本大震災の折、津波被害が非常に大きかった宮城県南三陸町の女性職員です。震災当時、24歳でした。
彼女は、津波の情報を受けるや否や、自分の命を二の次にして、防災無線を通じて高台に避難するよう町民に呼びかけ続けました。その結果、津波の犠牲になり、命を落としました。
僕は昨日、偶々彼女の話を聞く機会がありました。何度も聞いてきた話ではありますが、改めて感動し、他を第一に考える彼女の姿勢に対して尊敬を新たにさせられるのを感じました。
彼女の美しい心を一人でも多くの方に知って頂きたいと思います。そして、最悪の状況だからこそ自分のことばかりを優先するのでなく、他を気遣って行動する、自分にそんなことができるか、我が身を改めて振り返ってみたいと思います。