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無題

何度も押し殺した素の僕自身
誰かに見つけて欲しかったのか
僕は僕を隠し続けていた
毎日が新鮮で
知らない自分を認めようと
空高くまで登った気分の中で
倒れかかった木の横を
のろりのろりと
進んでいった
この手を取ってくれ
認めてくれ
そうして見つけた
新たな自分を誰かに
褒めて欲しかった

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