あと5センチの背丈があれば、
一5センチが君にあれば、
うまく進むのに、青しか光れない信号機
自分の影とそれより少しだけ大きい虹色の塊が
私の瞳に映り点滅して
音速で進む季節、秒速3光年の時間
それに比べて酷く遅い着信音
瞼に映る虹色の声が
耳に残るの灰色の匂いに
きっとわからないよね。
遠ざかる百合色の君
私の目から涙の粒
じゃあねと言ったら
もう会えないと思うから
最後に
幸せになって。
頬を転がる無数の何か
私の充電の残りはあと少し