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ヒッピーに届け

「だらだらと長い文章にテキトウにピリオド打つみたいに、そんな風に、馬鹿みたいに人生終わっちまうのかな」
嫌に青い空は少しチープに見えた。

ソーロング・ソーロング
また君に会えるには
ソーロング
かなり長い時間がかかりそう。


僕らいつも、笑い合ったり、喧嘩したりして過ごしたけれど。
2年前の殴り合いで、君の全てがわかったんだ。

ソーロング・ソーロング
また君に会えるには
ソーロング
かなり長い時間がかかりそう。


さよならも中途半端なまま、別れたことが悔いだけど。きっと、向こうでも君はヒッピー。会いに行く頃、僕はおじいちゃん。

ソーロング・ソーロング
また君に会えるには
ソーロング
かなり長い時間がかかりそう。


握りしめた拳は行き場なく太ももに当たった。最初で最後の手紙は、上手く書けなかったから白紙のままさ。

ソーロング・ソーロング
また君に会えるには
ソーロング
かなり長い時間がかかりそう。


さよならヒッピー。僕たちはいつだってひとりだったね。
寄り添った時だけは何にも負けない。そんな気もしてた。

僕らはまるでヒッピーズ。
傷をつけたりつけられたり。
楽しかったね、またやろう。
煙草の匂いが雨にかき消される。
届け天国のヒッピーへ。

ソーロング・ソーロング
また君に会えるには
ソーロング
かなり長い時間がかかりそう。


晴れた日には煙草を吸う。
天国の君に届くように。
雨にかき消されないように。
晴れた日には煙草を吸う。

きっと君は線香の煙より
マルボロの煙の方が好きだろう。
僕らは大人になってしまったんだ

君は向こうできっとまだヒッピー。

君は向こうできっとまだヒッピー。

届け天国のヒッピーへ

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