だってね、君は、 その続きはいくらでもあるようでひとつもないような気がした 終わりもずっと握っていて 始まっていたのかもわからずに 夜道を走り続けていたみたいだ 頭の上で星たちは当然のように瞬いている きらきらと 息をしているかも前に進めているかもわからずに どこにいるやも知れぬ君ばかりが わたしの頭をいっぱいにして胸が痛い どきどきと だから、わたしは、 その続きはいつも言うまでもないような気がして ずっとずっと歯を食いしばって走っている