満開の 薄桃色の花のした 吹雪き舞散る風の中 雪のようだと戯れに 手を伸ばしてはみたけれど 皮膚に触れるは むなしさか 泣きじゃくり 目を伏せ 誘惑に身を任せた先にも あなたは あなたのやさしさは どこにも ない