「夢を持ちなさい」はいつの間にか
「現実を見なさい」に変わる。
「得意なこと」と
「好きなこと」は違う。
あの時から言い続けていた私の「夢」は
今はもう「夢」のまま。
信じて疑わなかったものを疑ってしまったら
全てが信じられなくなって、
「おとなになったら」
の本当の意味を知ってしまったら、
今までの私は「夢見てた」だけなんだと思った。
そう思ったらなんだか無感情になってしまって、進路希望調査に向かうペンを無動作にほおった。
腹が立つくらいにに晴れ渡った青空が
私を嘲笑ってる気がした。