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色を知らない

まだ色を知らない僕の人生に水溶き絵の具を垂らしたのを、君は知っているか
淡い色で見えづらいけど、確かにそうなんだ。
その色を落としたくなって洗剤につけた僕は最低のキャンバスだったな。


君が僕を殴った日、キャンバスに赤い色がついたよ
僕が君を泣かせた日、キャンバスに青色がついたよ
なんて愚かなんだ、なんで疎かにした?
なんて、笑える所存だ。

僕が君に言った言葉、色とりどりキャンバスにスパッタリング
君が僕に言った言葉、色とりどりキャンバスに吹流しさ。
なんて儚いんだ、なんて馬鹿らしいんだ、
なんてそれっきりだよな。

真っ白にしたくなったんだ。やり直したくなったんだ。強いショックで流せなかった絵の具を洗剤につける


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明日のためなんかではないけど
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僕のため、君のため

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もう戻れないの、知ってるけど
プレイバックプレイバック
大切にするよ。想い出だけ。



君が僕を思う度、僕は重くて耐えられなかった
僕が君を思うのと、なんでここまで違うんだろう
誰が悪いんだろう、でも最後は僕なんだ
なんで失うんだろう。

君の表現は重くて心地悪い他にならなかった
いつしか僕はそんなのものしかかる重み、他ならなくなった
これは何度目なんだろう、そして忘れていくんだろう
それじゃこれでさよーなら。

真っ白にしたくなったんだ。終わらせたくなったんだ。強いショックで流せなかった絵の具を洗剤に浸す


プレイバックプレイバック
明日のためなんかではないけど
プレイバックプレイバック
僕のため、君のため


プレイバックプレイバック
これでこの話はおしまい
プレイバックプレイバック
僕を嫌いになっておしまい
プレイバックプレイバック
僕は君を忘れておしまい
プレイバックプレイバック…


プレイバックプレイバック
明日のためなんかではないけど
プレイバックプレイバック
僕のため、君のため

プレイバックプレイバック
もう戻れないの、知ってるけど
プレイバックプレイバック
大切にするよ。想い出だけ。

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