あるかもしれない。知らないだけで、見えないだけで、聞こえないだけで、出会えないだけで。もし、仮に。僕だけに身分を明かしてくれたのなら信じると思う。何よりもその勇気を。存在を。嘘か誠かは僕が決めることじゃない。当人が決めるべきこと。たぶんそれはどこでもどの場面でも当てはまると想う。