私が塾を出た時、道路の向こうに好きな人がいました。 向こうはじっと私を見つめてきました。私は吸い込まれるように目を離せなくなった。 彼が何か言った気がして耳をすますと『月』というふうに口が動いた。 月を見た。無かった。 その代わり彼がそこにいた。 さて、これはフィクション?ノンフィクション?