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夢物語だね。

突然に出会ってしまった。


さよならをしたはずの君に。

乗り換えのタイミング。

私が乗り込んだ電車のドアの近くで
壁に寄りかかってスマホをいじってた。

あんなことがあったあとだから。

気まずくて。

さっと通り過ぎたのに

君は僕を見つけてしまったね。

「ねえ。」

そうやって、僕の名前を
確かに呼んだ君は

困ったような、悲しいような

そんな目で僕を見つめて。

何も言わずに

僕を抱きしめてくれる。。



なんてことあるはずないのに。

決断したのは僕なのに。

なんでこうも君のことばっかり
考えるんだろう。

夢にまで出てくるなんて酷いよ。


…ごめん、酷いのは僕の方だね。

もう、君の前には現れないように

今にも走り出しそうな足を
精一杯止めておくから

「君に会いたい」

なんてもう絶対言わないように

一生懸命口を塞ぐから。

だからどうか。

君も僕のことは忘れて

だれか他の素敵な方と。

なんてわがままかな。。

  • 夢物語だね。
  • あまりものテディ
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  • こんばんは、テディちゃん。
    今朝、ぼくも変な夢を見ました…とっくに忘れてしまっていたはずの昔の同級生が、知らない街を案内してくれる夢。
    近所に住んでいて、ちょっとだけクラスで噂になったこともある(実はなんでもなかった)子なんだけど、もう十年ちかく忘れていたのに…


    一昨日はレス返ありがとう。「なんだか不思議」ってすごく嬉しいです!
    不意に読みたくなったのは伊坂幸太郎だったかな…台詞までちゃんと覚えてないけど。
    書くときはあまり難しいことを考えず、頭に浮かんできたことばをぽつりぽつりと繋げていった詩でした。自分ではけっこうお気に入り(笑)