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結末は…

ピッポッパッポ
震える指でボタンを押した
プルルルプルルル
機械の音声が流れてホッとした自分がいた
ピーーーピーーー
メッセージを入れる勇気なんてなかった
ガチャン
そもそも電話をかける勇気なんてない私は見た
ふぁぁぁぁ
目をこすってぼやけた世界に電話機があった

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  • 参加ありがとう!留守番電話、いざ吹き込もうと思うとテンパってしまってそのまま切っちゃいます(笑)
    とりとめのない会話は好きだけど、簡潔に要件を伝えるのって難しいです…

    目を擦ったり首を回したり、台詞や表情を何度も考えては口のなかで転がしてみて、相手の返事も想像して、結局話しかけもできないで終わってしまうこと…ぼくもよくあるのでわかります。なんかすごく疲れるんですよね(笑)