この想いなんて、淡く弾けて失くなってしまえば。
ひとつ上の君への想い。
隣のクラスのあの子への想い。
隣の席のあいつへの想い。
この想いなんて、清く砕け散ってくれたら。
ひとつ下の君への想い。
同じ部活のあの子への想い。
隣の家のあいつへの想い。
そう、この想いはあるべきものではないのです。
そうでもなければ、相手の方々に迷惑をおかけしてしまいます。
なので、この想い達には
淡く、
清く、
弾けて、
砕けて、
散っていただかなければいけません。
名残惜しい気もしますが、相手方を思えばそうするしかないのです。
そうしなければと、分かっては、いるのです。