どくどくと流れ込んだ血にきっと意味は無い。
僕が動かしてるはずのこの五臓六腑でさえ、
誰かのために動かさなくてはならないのか。
言う通りに、やりなさい。
それが絶対正しいものか。
綺麗事のためにどうして手を掲げなきゃ、
僕は生きていけないの。
涙を流してみた。悲しくはないけれど。
愚痴を吐いてみた。何も悪くはなかったが。
心に残ったのは空の群青だけ。
きっと、ここだけ。僕が自由になれるのは。
全部、許して。ここだけが居場所だから。
辛くても、書くだけで、受け止めてくれるから。