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明日の片鱗

この飛行機雲を追いかけたら 明日の片鱗が見えるだろうか

気づいたら季節は廻っていて 気づいたらみんな通り過ぎていて
みんな楽しそうなのに その関係は紙みたいに薄くって
そのくせみんな その紙ぐらいに心は脆いんだ
そんなことにいちいち気づく 自分も嫌になってきた
自分のカードすらも知らないのに 人のを知ってた気になってた
気づいたら そこにあった青空を 胸いっぱいに吸い込んだ

この飛行機雲を追いかけたら 明日の片鱗が見えるだろうか
きっとその明日すらも 憂鬱なんだろうけど
それでもなんか 知っていたいじゃん

焦ってもなんか疲れるだけで わざわざ苦労したくもないし
僕の青春は青じゃない たぶんきっとどすグロイ
そのくせみんな 綺麗な色で飾りたがるんだ
そんなことにいちいち気づく 自分も嫌になってきた
自分の色すら知らないくせに 人に色を塗りたくってたんだ
いつの間にかそばにいた曇り空を 胸いっぱいに吸い込んだ

この風に乗って宇宙(ソラ)に叫べば 明日への片鱗が見えるだろうか
きっとその明日すらも 憂鬱なんだろうけど
それでもなんか 知っていたいじゃん

この飛行機雲を追いかけたら 明日の片鱗が見えるだろうか
もうすぐくる明日も ロクなもんじゃないけど
それでもなんか 知っていたいじゃん

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