とらわれそうになる毎日が
不意に途切れた昼前の微睡み
一瞬のその一片を握りしめて
「夢見たあの空へ」
美しい空
見上げればほら
吐きそうなほど清々しい青だ
僕は旅する 空の旅人
懐かしく感じるような
昨日のノートの一行
叶わなかった夢 敵わなかった明日
「ここじゃないどこかへ」
美しい空
見上げればほら
吐きそうなほど清々しい青だ
僕は旅する 空の旅人
その一歩を踏み出したのは
きっといつもの気の迷い
もう戻れない あの窓へは
少し息を吸った
あのこが空を飛んだのは
ちょうど僕がズル休みした日
美しい空 見上げればほら
君が夢見たあの青だ
僕も夢見る 空の旅人