朝のなんとなく憂鬱な気分で乗る電車
その電車の中で
右隣に立っているサラリーマンは
難しそうな顔で何か資料を読んでいて
左隣に立っている学生は
ニコニコしながらスマホを見ていて
目の前に座っている小学生くらいの少年は
窓に頭を預けて眠っていて。
どこかで女子高生はけらけら笑っていて
どこかで赤ちゃんが泣いていて
それらに舌打ちする大人がいて。
生ぬるい空気の中ただ時間と共に運ばれている僕は
このまま降りなければ
どこか理想郷へ…ううん理想郷じゃなくてもいい
どこか遠くへ着くかな
なんて寝ぼけた頭で考えてるんだよな
電車通なのかな。私もそうでした。
毎朝憂鬱でしたね(笑)
なんとなく座る車両、座る位置が固定化したりして。あれ あの人今日はお休みかな、あの学生さん 卒業したのかな、もう乗らないのかな。他人なのにそんなことを思ってしまう。
私だけ認識してるのかもしれないし、相手も私を認識しているのかもしれない。結局3年間そんな人たちと話すことはなかったけれど、なんとなく朝の時間を共有してる、そんな仲間意識がありました。
そんなことを、この詩で思い出しました。憂鬱ながらも好きだったんだと思います、朝の電車。
朝の電車、そんな感じですよね
最後の「このまま降りなければ〜遠くに着くかな」は特にわかります
でも、それ一回、いや何回かやっちゃった僕からアドバイスすると…
「やらないほうがいいよ」
…その後がいろいろ大変ですから…
まぁポエムですけど