おやすみとチャールズに声をかけにいった時には0時をまわっていた。違和感しかなかった。 しかし、チャールズもおやすみと微笑む。 「明日は6時半までに起きてくださいね。」 瑛瑠はを平静を装って頷いてみせた。 6時こそ就寝時間である。日が昇る前から昇りきるまで、今まではだいたい6時に寝て12時に起きていたのに。 そんな考えも、体力と気力を使い果たした今、なやむことでもなかった。 初めてのベッドの中でもすぐ寝付いたのは、よっぽど疲れていたからだ。