「僕を造ったのは誰なんだろう」
なんて、僕はまだわからないのかよ。
お前だよ。お前が造った責任を、僕が負ってる。
僕は変わったのに、過去は変わらないよ。
もう何も考えたくない。
傷を負った人達に変わる義務は無い。
僕には変わる権利がない。
少し似ていて、全然違う。
過去のせいには出来ないから、しちゃいけないから。
僕は生きていなくちゃいけないんだね。
白い目を浴びながら、不信感に憑かれたまま。
僕は生きていなくちゃいけないんだね。
暗い過去を腹の中で腐らせて、気悪がられながら。