思った以上に 世界は退屈なようで 思ってた以上に 僕の足場は悪くて 重く沈んだ腰は いくら踏ん張っても上がらず 気づいた時には 頼んでもいない夜明け いつか夢見ていた「明日」を まるで強盗かのように 怖れて 拒んだ 十七のある夜明け