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時雨と嘆き

君が好きなのに
君が特別なはずなのに

目も合わせて話せない
うまく笑えない



「こんなんじゃ
好きにならなきゃよかった」






そんなこと絶対言いたくなかったのに

言いたくないのに……
思いたくないのに………





時雨の声よ
私の愚かさ
私の悲しみを
その声で
かき消してください

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