結局、世の中で大切なのはお金か。最近、よくそう思う。お金がないと学校にも行けない、遊べない、飯くえない。努力して、結果だしてもお金の為に実現できないことがどれほどあるのだろうか。
確かに、現実的な面では、お金で殆どのことが解決できるかもしれません。
ただ、特に日本では、人間の精神的な面が軽視され過ぎていると思うのです。他人のために自分を捧げる、美しい人間性を築くために、お金は必ずしも必要ではありません。むしろ、どちらかといえば貧しい人の方が人格は良い人が多いこともよくあることです。
現代は、人格形成の必要性が、薄くなっている社会なのだと思います。だからこそ、お金の必要な、より唯物的な方面にばかり意識が向いてしまう。僕にはこれが、非常に寂しい状況に思われるのです。