開け放った窓から、一陣の風。
熱気と湿気を帯びた、その風は、
机の上の散逸した、プリント一枚、
吹き上げて走り去る。
君の面影を見た、6月も下旬。
また君を思い出す。
忘れたはずなのに、思い出す。
忘れなきゃならないのに、
プロペラみたいにぐるぐる回って、
心に吹いた一陣の風。
また君を思い出す。
モリくん、お久しぶりです…
らしくないとおっしゃりつつ、夏休みそのままを切り取ったようで、とても素敵だと思います。
勝手にめめんとさんのイメージを作り上げていたんですねきっと……こんな詩もかくんだなと、ちょっとびっくり。笑
好きです。扇風機じゃないところにまた、ああ,旋風機なんだなと。
音じゃわからない表現を、文字は視覚的に刺激してくれるので、ちょっとしたことが受け取り方によって変わってくるのも好き。
そういえば、memento moriってラテン語だったんですね。どこからあなたはこの言葉を引っ張ってきたのでしょうか……。
レスありがとう。夏らしい感じですね。