後半に入って、原口と乾が立て続けにゴールを決めて、このままいけると思ったのだけど、ベルギーはそんなに甘くなかった。相手はリードされてから、高さ勝負に出てきて空中戦で、追いつかれてしまった。後半アディショナルタイムのコーナーキックで、最悪でもこのまま終わらせて延長戦に持ち込むことができればと思っていたが相手のカウンターを受けてラストプレーで逆転ゴールを許してしまった。そして試合が終わった。
試合後、選手たちがインタビューで悔しさのあまりに、この状況を受け止められなくて言葉に詰まっていたのを見て僕たち以上に悔しい思いをしたのだろうと思った。しかし、それだけ悔しい思いをしたということはそれだけ死にものぐるいで戦っていたのだなと思った。決勝トーナメントベスト16の壁は超えられなかったけれど、こんなに興奮した試合が観られたので、そこは誇りに思っている。選手たちはこの悔しさをバネにして4年後のカタールワールドカップに向けて戦ってほしいと思う。選手の皆さんお疲れ様でした。そして感動をありがとうございました。これからもサッカーファンとして日本代表を応援していきたいと思います。