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エウロパ

夜と朝の僅かな隙間
山肌にまとわりつく靄を観察するのが好きだった
雲が光を孕んでいく速度で 滅びていく静寂
たち登る生命の気配

産声をあげたなら満たされるべきだ
美しいものだけで弔鐘まで
悲しみや痛みは火にくべてしまえ
その灯を掲げて闇を進め

明日が来ないとしても
変わらずに過ごせる今日を持つことを
幸福と呼ぼう

幸いへ向かえ 幸いへ向かえ
いつか 歓びの野に咲き誇るすべての花をまき散らして遊ぼう
同じ瞬間は二度とは来ないぜ
幸いへ向かえ

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