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LOST MEMORIES ⅩⅤⅦ

ノックの音で目が覚める。薄暗い。
「お嬢さま?いらっしゃいますか?」
体を起こす。眠っていたらしい。
「お嬢さま?」
怪訝そうな声の主はチャールズ。
瑛瑠は、まだ完全に働いていない頭で応える。
「……います。」
ほっとしたように扉越しにチャールズは言う。
「大丈夫ですか、もう夜になるというのに全く音がしないので心配しましたよ。」
瑛瑠は立ち上がって扉を開く。
「ごめんね、眠ってしまっていたみたい。」
乱れているであろう髪を手ぐしでとかしながら出ると、チャールズは明らかに驚いたようにした。
「チャールズ?」
顔に変なものでもついているのだろうか。そう、尋ねようとするよりも先に、チャールズが瑛瑠の頬に手を伸ばした。
「どうしたんですか。」
消え入りそうな、心配一色の声。
形のいい親指が、目元の雫を掬う。
「なぜ、泣いていたんですか。」

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  • 偶然にはできすぎた夢の中の二人。5歳の少女。十年前。頭を撫でる...。

    うわぁぁぁッ!!!起承転結の転へのパイプがあ!!!
    ますます目が離せないじゃないですか!!!もうダメだ。すでにエンディングが待ちきれないわ。

    最近柄でもない詩ばかり書いてしまい...。ポエム掲示板には伝染病がいるのでしょうかね。

  • みーちゃん》
    憧れね(笑)
    1度はお姫様みたいな扱いを受けてみたいなんて思っちゃう。それは結局叶うことはないのだけれど…笑

    小5からこんなん始めてたから異常(笑)たいそう妄想が好きだったんだなあ…。今小5のときのやつとかみると、もう恥ずかしくて鳥肌がたつ。笑

  • めめんとさん》
    ふふふ、くしゃっとね。笑
    これでもまだ1日目…。エンディングにはまだまだいかせませんよー!笑

    柄でもないだなんて。私は好きですよ、めめんとさんの詩。確かに、ちょっぴり意外だなーなんて勝手に思っちゃいましたけど(笑)
    パンデミックですねー。なかなかに個性的な人の集まりですから(笑)みんなみんな発生源ですよ、きっと。笑