そこで初めて自分が泣いていたことを自覚する。
「何でだろう……」
寝ていただけだ。
「夢でも見たのかもしれない。」
何も思い出せないが、そう口にするとそんな気がする。それに、チャールズの心配の色が深まるばかりだ。夢のせいにしてしまえば楽である。
「すみ、ません……」
そんな瑛瑠の気持ちとは裏腹に、チャールズは項垂れる。
今度驚くのは瑛瑠の番だ。
「……どうして謝るの。」
謝られるようなことをした覚えはない。泣いて起きたことが、チャールズのせいだとでもいうのだろうか。
伏せる碧い眼は雲って見える。
もちろん、背は断然瑛瑠の方が低いので、覗きこんでみた。
瑛瑠の顔に、チャールズの影がかかる。
視線がぶつかる。否、瑛瑠が視線をぶつけにかかる。
「私は、大丈夫だよ。」
雲って見えたその眼に、瑛瑠の顔が映り込む。
すると、ふっと表情を和らげたチャールズは、再びくしゃっと頭を撫でた。
「それなら、安心です。」
うん、戻った。
え〜、あんな素敵な夢、飛んじゃうなんて残念すぎて泣ける…(;_;)
あ…魔力!夢だけ視させて忘れさせる力?
待って、ピ…チャールズってなに族になるん?
(あ、わかった!ピーターパンのピとピエールのピが無意識で繋がってるかも…笑)
シェアさん》
lostしちゃってる記憶たちは、そう簡単に取り戻させませんよ?笑
瑛瑠ちゃんには綺麗さっぱり忘れていただきました(笑)まあ夢なんで、本当かどうかもわかりませんよ…?瑛瑠ちゃんの理想だったり…ふふ。
ピエールとピーターパンもだいぶ苦しいけどなあ…笑
みーちゃん》
チャールズかっこいいよ!?
絵が神級に上手な友達に、この話の登場人物かいてもらったことあるんだけど。…ねえ?笑 素敵過ぎて。
あああ昔の絵はだめだ笑
昔の絵は昔の話以上に開けてはいけないパンドラの箱(笑)
PS》
はい、誤字を発見いたしました。
雲って→曇って ですね。
眼が曇るに実際の雲がかかっててどうするんでしょう。空を見上げているシーンであれば、意図的にそうするのもまた良いのかもしれませんが…。
失礼いたしました。
みーちゃん》
やめて笑 趣味に留めておくのが一番楽しいから笑
でもみーちゃんがイラスト描いてくれるならみてみたいなあ!