雨のむこう、電車が駆けてゆく
音だけが聞こえた
傘のなか、今日もあめふり
きみの街にふった雨のことを思い出したよ、あの日
きみはずっと傘をさしたままで、
雨、酷いみたいですね。私はテレビからでしか情報を知ることができません。
無事であることを祈っています。
ピーたん≫
ご心配ありがとう。昨晩はこちらも土砂降りがずっと続いて、用水は溢れるし市内の警報はひっきりなしに鳴るし、なかなか不安な一夜を過ごしました…
結果として朝になるまで我が家の近辺に避難勧告が出ることはなく、すでに水位も下がり始めているとは云え、一方では堤防を越えた水が町を一つ呑み込んでしまったことは報道でご存知と思います。あれは実は我が家からほんの十数㌔圏内の、仕事やドライヴの途中で何度となく通りがかり、すぐ近くの現場に入ったこともある、ただの被災地として眺めるには少し馴染みすぎた土地なのでした。
幸いと云うべきか、確認のとれる限りの友人知人、その家族のみんなは無事(あるいは危機一髪で)避難したり、家が高台で難を逃れたりしているらしいとは云え…
あれだけ身近な土地が一瞬にして泥水に覆われ、そのすぐ近くでぼくがのほほんとなにも失わずに生きていると云う事実を、およそ24時間が経った今も未だ受け止められずにいます…
と云うのはこっちの話で、ぼくは相変わらず元気だよ。週が明けて掲示板がまた動き出す頃にはもう通常の、変わらぬ日常が回り出してころころと転がり続ける人生…
心に傷をもたない人間なんて誰もいないし、誰にも変わることなく陽は昇るのだから、こんなこと聞いたからって変に気を遣わないで(笑)いつも通り接してくれたら嬉しい。
なんかいきなり敬語になっちゃってごめんね(笑)
心配してくれてほんとにありがとう。