随分と冒頭で寝落ちてしまったようだ。チャールズの声が心地よいのがいけない。
そして、ここから先は思い出せなかった。
「だいぶ序盤でお休みになりましたね。女の子に協力者が現れたところで、私の肩にお嬢さまの頭がのりましたよ。」
「……そこの話知らない。」
「まあ、昔話なので。」
ほら、起きてくださいね,とベッドから離れる。どうやらリビングのソファからここまで運ばれてきたようだ。思った以上に恥ずかしいそれを頭から振り払うように部屋を出た。
随分と細かい昔話だ。どこに伝わるものだろうか。
準備をしてリビングへ入る。席につき、先ほどの昔話について聞いてみる。すると、チャールズは笑う。
「寝る前の読み聞かせですよ。次の日に内容を聞きたがるだなんて。忘れてるものだと思っていたのに。」
すごい子供扱いされた気がする。そう思い、拗ねたように言う。
「だって、あまりにも詳しいんだもの。どこで聞いた昔話なの。」
探りを入れようと思っているわけではない。純粋に興味があるだけだ。この質問を、チャールズがどうとるかはわからないけれど。
「では、また眠れない夜にでもお話ししてあげますね。」
少々むっとするけれど、また聞けることに今は満足しておこう。今日は遅めに起きたから、時間的余裕は昨日よりない。いただきますと手を合わせるのだった。
みーちゃん》
ぎゃん。返信されてない。笑
まってまって、私そんな魔法使えるなんて一言も言ってない(笑)
シェアさんの解釈には肯定も否定もしてません笑
もー突飛な設定をいうんだからシェアさんてば。困った人だわ←
魔力は攻防一辺(二辺?)倒なのよー。
昔話をまた聞かせてくれるかは別問題だけれど、途中まではちゃんと瑛瑠ちゃん覚えてるからね笑
チャールズは一家に一台欲しい。