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LOST MEMORIES ⅦⅩⅠ

放課後、確認しておいた図書室へ行く。
今日は残りの時間はもっぱら説明。明日からの授業についても触れられた。頭も特に使っておらず、疲れはまだない。
だから、自分の采配で少しずつ探っていこうと考えた。一番手っ取り早いのは、情報が集まるところに行くこと。だから、図書室を選んだ。
情報というものは蓄積されていくもので、特に紙媒体は強い。正確さや量について右に出るものはないと思っている。
今一度、目的を思い出す。自分は、"何らかの判断を下す目的で実状を知るために実際にこの地へ来た"。
そしてそれはサミットが関係している。
自分の思考のなかにいきなり現れた大きな存在に身震いをする。とりあえず置いておこう。
図書室をざっと見渡す。
瑛瑠はふと思った。ここは、違うことが多すぎる。

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  • みーちゃん》
    本当に。たまにうっ…ていうレスくるから丁重にスルーさせていただいています…(笑)
    素敵な詩を書く人だもの。自分とは違う感性をもっていて、考えさせられることが多いな。
    私、みーちゃんの目も気にしなきゃならない!?笑

    名前をつけるときに、いちいち漢字辞典引くからね(笑)ふふ、物知りでしょ。笑
    今週は英人くん諦める。笑