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LOST MEMORIES ⅦⅩⅡ

瑛瑠が読んだことのある人間界にまつわる童話には、いただきますの挨拶や、屋内で靴を脱ぐ行為は聞いたことがない。もしあの童話が実話だとするのなら、なぜ食事シーンや帰宅シーンでその描写がない?
そこまで思って立ち止まる。考えすぎかしら。
チャールズが、そういう文化だと言うから納得していたけれど、やはりおかしい。
ひとつの事実に思い至る。
「私が読んだ童話には、その文化がないんだ……」
チャールズの言葉を思い出す。私たちは、ここでは西洋妖怪と呼ばれている。ということは、ここはいわゆる西洋ではない。しかし、西洋もまた存在する。それでは、西洋の人間界へ送られるのが普通ではないか。
地域文化の文字が目に留まる。
私はどうやってここまできたのか。
父の部屋の隠し扉から地下へ行き、そこにあった木の枠としか言い様のない扉をくぐって。扉というのは一般に1ヶ所としか繋がっていない。人間界と魔界を繋ぐあの扉が、あの地下とこの地しか繋げないのだとしたら。
人間界なんていう大きなくくりではなく、この地域だけに関する何らかの情報が求められているのではないか。

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  • そっかー、確かになんで東洋に来てるんだろ。考えもしなかったわw
    だんだんと深みを増していきますね。更に何か分かりそうで楽しみです。

  • みーちゃん》
    シェアさんたまにめっちゃ恐いからね(尊敬)。
    ふふ、じゃあ気を張らずに楽しむ。笑
    今週はやっと英人くんでるからね、私も楽しみ。
    今週も頑張りましょう。笑

  • めめんとさん》
    あくまで物語なので、っていういいわけでもいいのでしょうけれど、もしかしたらそんなこと言われるかもなんて保険はっちゃいましたね。笑
    私はこういう身ですからあれですけど(指事語の濫用)、瑛瑠ちゃんはやっぱり選ばれた身ということで。賢いですし、聡いんだよなあ…。

  • わざわざ日本にねぇ…謎はふかまる。
    (西洋妖怪なんて呼ばれてる上に、そのことを公然と知っていると云う…)
    (しかも日本語の読み書きが完璧にできるなんて←じわじわイジメてみる)


    そしてみーちゃん(笑)こんな処で褒め殺してもなんにも出ませんよ(笑)

  • シェアさん》
    ふふふ、そもそも日本とは公言しておりませんよ??笑
    日本語の読み書きに関しては、それこそシェアさんに突っ込まれるかと思って、瑛瑠ちゃんに説明させております(下書きinルーズリーフ)。もうちょっとお待ちくださいね(笑)
    西洋妖怪と知っているのはチャールズ氏担当なので、こちらもしばしお待ちを笑

    ここまで想定内で来られると恐いです(笑)私の把握しきれていないところの質問こられたら大変←

    大事なことなのでもう一度、ここが日本とは公言していません。笑