「今日の授業はここまで、各々復習してくるように。来週には、定期テストが…定期テストが…」
先生は言い終える前に扉から出てった。
クラスメイトは開き切ってない両目で何となく探りあってる。
僕は君のこと見つめたまんま。
「耳を塞いで斜に構えてりゃ格好くらいつくもんよ。」
ヒーローがそう言うから、そう言うから、僕は迷走中。
オシャンティーが過ぎまっせ旦那。見たとこかなりご自分に酩酊されてるようですが、千鳥足じゃ歩けないぜ。
天性のひねくれ者なんてのはいなくて。
みんな誰かの、みんな周りの、せいにしちゃってるだけでさ。
負の連鎖を砕けないオールオーバーザ・ワールド。
さぁさぁ、お坊ちゃん、お嬢さん。
辛い時逃げないでいつ逃げる?
語りかけられてつい目を逸らして、舌を出して睨みもしなかったなら、それはそれで各固有の手法ってことでOK?僕は理解しちゃっていい?
余裕の笑みで舌を出した。舌を出した。
「今日の授業はここまで」ってNo!No!先生、まだ大事なことが理解ってない。定期テスト?いややってる場合じゃない。
先生は昔の事や決まった事ならご享受くれるが、行く先は大体照らさないぜ。
アンチ・ノーマル・ピープル。
ふーん。いいんじゃん?カッコイイよ、独自の感性ってやつ?
孤高ってかなり良きじゃない?最高じゃん。
アンチ・マジョリティ・ピープル。
へーえ。いいんじゃん?イカしてるよ、言わば個性とかいうやつ?
滲み出て来てないだけで、ちゃんと奥にはあるんでしょ?だってみんなそうだから。
誰だって、防水加工の心で生きていく覚悟はあるんだ。
さぁさぁ、お兄さん、お姉さん。
Cryな夜逃げないでいつ逃げる?
悟られそうでつい目を逸らして、舌を出して睨みもしなかったなら、君は自分を知られることが怖いってことだけ、インプットしてOK?
余裕の雀々で舌を出した。舌を出した。
だなんて言ってる俺はマケグセのライマン。