ねぇなんで貴方はそんなにも
完璧なまでに美しいのかしら
見た目も心も何でもいいから
もう少しくらい醜ければよかったのに
優しく笑う貴方の横顔
嫌いで嫌いで愛しているわ
貴方がくれた花束の中の
根が今私の心を蝕む
最後まで貴方は狡いのね
知ってる 知ってるわ ねえ ダーリン
醜いのはそう 私自身よ
過去の冠が外れないまま
赤い糸引きずって生きているのね
ねぇ 幾つの季節が貴方の声を
私の記憶から消してくれるの
あの日咲いてた花さえあなたを
引きずってくる鍵となるの
画面の向こうの貴方の涙
見ようとしない私への罰ね
貴方の不幸を知らずに願う
汚れて傷つく私の心
最後まで貴方は賢いのね
覚えてて 覚えてるわ ねぇダーリン
笑ってくれた貴方の想いも
壊れかけパズルをはめてくように
泣きながら私は生きていくのね
お願い最後にひとつの我儘
これ以上何も望まないわ
今を生きていく貴方の中に
いつまでも私を息づかせて
覚えてて 覚えてるわ ねぇダーリン
笑ってくれた貴方の想いも
壊れかけパズルをはめてくように
泣きながら私は生きていくのね
知ってる 知ってるわ ねぇダーリン
醜いのはそう私自身よ
過去の冠投げ捨てて ほら
最後まで貴方は美しかったわ