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戯言即興詩。

ぼくの在り方に重なる景色を、いつも探してた。
なのに見つけたのは出来合いの絵葉書ばっかりで、
だからぼくは目を瞑って、窓を薄くひらいた。

忍び込んできた、風は乾いた冬の匂いで
伸びかけた前髪にそっと触るように顔をなでて
そのまま何処かへ流れて、消えた。

(なんだか久しぶりにこんな感じの。)

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  • こういう詩すっごく好きです。名付けようのない自分の存在にすっと入りこんでくるような感じです!

  • ブルー満月ちゃん≫
    これは感覚だけを頼りに、細切れのメモなんかも使いながら、手探りで並べたことばなので、そう云ってもらえると嬉しいです。
    レス有難う。

  • お久しぶりです。
    今回も素敵なポエムですね。シャアさんのポエムは心の柵を突き抜けてきます。
    最後の一文の虚無感、冬感、孤独感が素敵だなぁと思いました。
    私は暗い感じでしかポエムを描けないのですが、シャアさんの感覚には目を見張るものがあり、やはりこの道の達人だなぁと思います。
    これからもよろしくお願いします!

    まめまめ。

  • まめさん≫
    あら、お久しぶりです!

    虚無感、冬感、孤独感…うーん、すごい(笑)
    と云うか、むちゃくちゃ照れてますよ←
    そこまで云っていただくと、これからもがっかりさせないように頑張らないといけませんね(笑)こちらこそよろしくです!