英人が咄嗟に瑛瑠の腕を掴んで抱きとめていなければ、今頃机の海にダイブだっただろう。
「瑛瑠!?」
「大丈夫、です。」
意識はある。さすがにクラスメートもざわつき始める。
立てるか?という英人の問いかけに、英人の腕につかまりながらも はいと応える。
目眩は一瞬。今はたぶん大丈夫。
瑛瑠に手を貸す英人は、厳しい目付きで望を見る。
「長谷川、クラスメートに落ち着くよう伝えてくれ。瑛瑠なら大丈夫だから。」
黙りこむ望を睨む。
「委員長だろ。」
保健室へ連れていくと言葉を残し、瑛瑠は英人に連れられて教室を出る。
「すみません……。」
何か言わなければと思って口をついたのがその言葉。足取りはしっかりしている。本当に、先の一瞬だけだった。
「いや、ごめん。僕が悪い。まだ君の性格をちゃんと把握しないで不用意に近づいた。」
あれ、卒倒.........してない...?
卒倒したんじゃ...。
それにしてもキリちゃん上手いこと逃げたね~w
めめんとさん》
あらあら、もうちょっと上手く書くべきでしたね…反省。
卒倒はしました。ただし一時的なもので、英人くんが受けとめ、意識確認をしたときには瑛瑠ちゃんはちゃんと反応したと、そういうシーンです。
うーん、どうかいたらよかったかな…。紛らわしくてごめんなさいね、ちゃんと卒倒しました←
英人くんも特殊型ですからね、頭の回転はやいですよ。
あ、なるほど。
理解力不足ですいませんでしたw