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LOST MEMORIES CⅩⅥ

神殿まで、そう距離は遠くない。王宮から見える位置にある。
「神殿は、今お兄ちゃんが行っているところと繋がっているのよ。」
果てしなく続くような白の上で、母が少女に話す。
「会える?」
繋ぐ手の先の母を見上げる。そんな少女に優しく微笑んで首を振る。
「いいえ、会えるのはお花が咲く頃とお話ししたでしょう?」
少女は拗ねてしまった。
母は、パプリ,と呼び掛ける。
「今、あなたのお兄ちゃんが行っている場所は、神殿以外にいくつかの扉と繋がっているの。その扉の前に立つことができるのは決められた者だけだから、本当の扉ではないけれど、神殿の中にはその複製が置かれているのよ。あなたも見たことがあるでしょう?」
大きいものね,とくすくす笑う。少女は通い慣れた神殿の中にあった、いくつもの木の枠のようなものを思い出す。
「あの……木のやつ?」
「ええ、そうよ。」

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  • みーちゃん》
    うんうん。こう長くなると逆に短編いれたくなるよ(笑)

    というかですね、困っているの。詰まっているの。一気に投稿数減ったじゃない?私(笑)
    書きたいことは決まってるんだけど繋げられなくて…涙でそう。笑

  • ゆっくりでいいんすよ。早さはそんな魅力じゃないっす(言ってしまった)。ちゃんとみんな待ってんだから(誰だよこのオジサン)

    ≫みー♪
    書きなよ!!!(先行者の謎の余裕)
    ちょっとずつちょっとずつ。見てもらうことで伸びるってのもあると思うし(ホンマ誰だよこのオジサンagain)

  • いつも続きが気になってます!

    レスありがとうございます!
    ちょっと頑張ってみます!!
    本読むのとかは好きなんですけど、文章力がないんですよ…笑
    もし、かけたら報告しますね!!!
    またアドバイスとかお願いします!

    これからも楽しみにしてます!

  • めめんとさん》
    うう、ありがとうございます…。たぶんそのうちがーって書けるときが来るとは思うのですが(逆に来てもらわないと私がティーンズであるうちに終わらない可能性…)、それまでゆっくり進めようかな。かたつむりさんで歩くことにします。

    daichiさん》
    嬉しい…涙
    文章力なんて自分で決めるものじゃありませんよー!大丈夫です、読むの好きなら、少なからず培ってきた力はちゃんとついていますから。
    ふふ、報告お待ちしていますね。
    焦らずかたつむりさんでいきましょう。あ、でも課題なら期限あるか…かめさんあたりで。

    みーちゃん》
    し、心配してくれていたなんてっ…滝(再び)
    しばらくかたつむりさんかもしれない。これで3回目だね(笑)
    もしかしたらみーちゃんがあげきるのが、私が復活するより先かもなーなんて笑
    いいよいいよ、焦らずね。こうしてお話の輪が広がるのは楽しいことだ。