君は知っているか 夏の日差しの下で 静かに歩みを止めた 1人の老婆の姿を 君は知っているか 大きく息を吸って それをはくことも忘れそうな 美しい道端の花を 君は知っているか 君が嘆いた汗の粒は 君が手にする文明が 引き出したことを 君は知っているか 僕は知らない アイツがあんなになるまで 思い詰めていたなんて 君は知っているか 知らないだろうな 世界なんて 知らないことだらけだ