熱いから少し冷まそう
と君は言って居なくなった
私がもうぬるくなった頃に君は来た
ぬるくなっちゃった
そう言ってまた私を温め直した
けどそれから私は長い間暗くて狭い部屋にひとりぼっちだった
次の朝君はやっと来てくれた
あ、忘れてた
もうその時には私は腐りかけていた
君はまた次のミルクをコップに注いで温めた
淋しいなぁ。こう云う淋しさ、なんだか好きです。
電子レンジの中(ですよね?)でじっと待つ、ミルクの"私"のイメージがすごく、存在として迫ってくるような。
そうです、電子レンジの中です。伝わってて良かったです(^o^)
シャア専用ボールさんは表現の仕方が上手ですね!